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ヒヌマイトトンボの卵と孵化

このページの最終更新日は2011年12月11日です.


ヒヌマイトトンボの成虫についてはヒヌマイトトンボの成虫を見てください.

ヒヌマイトトンボの卵  卵の大きさ:産卵直後0.77×0.15mm.孵化少し前0.89×0.19mm.卵期:最短卵期9日,平均卵期(半数孵化):10日

産卵後の日数 1:2日目 2:3日目 3:5日目 4:6日目 5:7日目 6:8日目 7:9日目 卵の大きさは胚反転前に急に大きくなります.

ヒヌマイトトンボの卵の変化

 

ヒヌマイトトンボの孵化 卵から出始めて約30秒で前幼虫になり,約2分20秒で1齢幼虫になります.写真では5が卵からでる瞬間で,それ以前3〜4時間前から卵の前端が伸びてきます.気管が白くなるのは1齢幼虫になる数秒前か1齢幼虫になるころです.孵化はこの数時間のことをいうものと思いますが,一応ここでは卵から前幼虫が出始める瞬間を孵化ということにして書いてあります.

1:孵化の1時間54分前. 2:孵化の49分前. 3:孵化の20分前. 4:孵化の4分15秒前.5:孵化の瞬間.6:孵化の10秒後.7:孵化の33秒後. 8:孵化の49秒後. 9:孵化の1分22秒後. 10:孵化の2分14秒後.

ヒヌマイトトンボの孵化
ヒヌマイトトンボの1齢幼虫  大きさは体長(頭部〜腹部)約1.05mm. 頭幅約0.30mm. 触角の長さ約0.31mm.尾鰓(側鰓)の長さ 約0.78mm. 同属のモートンイトトンボには頭部にこぶ状の突起がありますが.ヒヌマイトトンボはその部分がやや膨らんでいる程度(下の写真の左上と右下)です.複眼は7個眼です.左下の写真は孵化の写真10の続きでその3分46秒後の写真です.このページの複眼以外の写真の拡大率(卵,前幼虫,1齢幼虫など)はすべて同じです.
ヒヌマイトトンボの1齢幼虫他