モノサシトンボ科の卵
このページの最終更新日は2009年5月25日です.
近畿地方産のモノサシトンボ科はグンバイトンボ,モノサシトンボの2種です.
採卵の方法:産卵しているところを見つけて,産卵植物を持ち帰ります.モノサシトンボは湿ったろ紙等にも産卵します.
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グンバイトンボの産卵 近畿地方では河川の中流域,低地,丘陵地の山間を流れる細流,灌漑用水路などで見られます.水草または,岸から水中に伸びだした植物などに産卵します. 2000年6月1日撮影 兵庫県三田市 |
モノサシトンボの産卵 ヒツジグサの葉柄やイボクサなどの水面下の茎などに産卵しているのをよく見かけます.2000年7月23日撮影 兵庫県加東市 |
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グンバイトンボ Platycnemis foliacea sasakii Asahina 卵の大きさ:産卵直後1.02mm×0.20mm.孵化少し前1.14mm×0.19mm.卵期:最短10日.平均(半数孵化)11日.緩やかな流れに生育しているクロモ、
コカナダ.オオカナダモや他のいろいろな生きている植物の茎に産卵します.(写真 1:産卵後1日目の卵 2:産卵後6日目の卵
3:産卵後9日目の卵) |
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モノサシトンボ Copera annulata (Selys) 卵の大きさ:産卵直後1.18mm×0.19mm.孵化少し前1.30mm×0.24mm.卵期:最短8日.平均(半数孵化)9日.モノサシトンボには卵の前端に長い突起があります.卵の大きさにはこの突起もいれて測定してあります.ヒツジグサの葉柄やコウホネの茎などの,生きた植物に産卵しているのがよく見られます。卵に長い突起があり,その突起に細かい毛のようなもの(写真Aの矢印)がついているのが特徴です.(写真 1:産卵後1日目の卵 2:産卵後4日目の卵
3:産卵後8日目の卵) |
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