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サナエトンボ科の羽化殻の比較

このページの最終更新日は2009年5月5日です.

近畿地方で記録のあったサナエトンボ科は22種です.若齢幼虫では見分けにくい種 がありますが,終齢幼虫や羽化殻では比較的見分けやすい種が多いと思います.

私が観察したそれぞれの種の特徴を 各ページにをまとめてみました.サナエトンボ科では羽化殻の大きさと形,斑紋と色,触角の形,背棘,側棘の数などで同定します.文中の25-27(26.5)mmは大きさが25mmから27mm程度で,数個体の平均が26.5mmということです.頭幅と腹部の最大幅も測定してみましたが,頭幅は羽化殻では羽化時に広がっているものがあり, また腹部の最大幅は狭くなっているものもあり,幼虫の形とは少し異なるので注意が必要です.それぞれの数値は数頭の平均値です. これまでに採集したり,幼虫を羽化させたりした殻で調べましたが,コサナエ,ヒメサナエは測定数がごく少なかったので,数値は参考程度です.

サナエトンボ科の全形(拡大率は同じ:他のページの全形の1/2) 図をクリックして次に進んでください.