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ムカシトンボ科の羽化殻

 

このページの最終更新日は2002年11月30日です.

ムカシトンボの卵 ムカシトンボ卵寄生蜂 ムカシトンボ成虫 ムカシトンボ雑記

ムカシトンボ科は日本ではムカシトンボ1種が生息しています. 

ムカシトンボ Epiophlebia superstes (Selys) 羽化殻の大きさは23-26(25.3)mm.頭幅6.1mm.腹部最大幅6.7mm.側棘は7-9節にあります.先は尖っていません背棘はありません.腹部側面の腹側に近いところに,肉眼で見ると,黒っぽい部分がありますが,そこに発音やすりがあります.ムカシトンボの幼虫を捕まえると,ものをこすり合わせたような音を出しますが,その音はこの発音やすりによるものです.発音やすりは腹部第3節から腹部第7節にあり,3節のものは小さく,7節のものは 実際に発音に関係あるかどうかわかりませんが,側面にのみあります.