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サナエトンボ科の卵4

このページの最終更新日は2009年6月26日です.

アオサナエ,オナガサナエ

この2種は近畿地方では比較的広く分布していますが,数は徐々に減っているようです.

採卵の方法 産卵にきた♀は,ホバリングしながら流れの上で卵塊を次々落下させますので,目の細かい網などですばやく受け止め,その卵を用意した容器の水に入れます.

サナエトンボ科は次の7ページに分けてあります. 卵,前幼虫,1齢幼虫はすべて同じ拡大率ですので,大きさを比較できます.

 

アオサナエ  Nihonogomphus viridis Oguma     卵の大きさ:産卵直後0.48mm×0.43mm.孵化前0.56mm×0.52mm.卵期:最短10日.平均(半数孵化)11日. (写真 1:産卵後0日目の卵  2:産卵後6日目の卵 3:産卵後11日目の卵 4:前幼虫 5:1齢幼虫)
オナガサナエ  Onychogomphus viridicostus (Oguma)     卵の大きさ:産卵直後0.47mm×0.40mm.孵化前0.54mm×0.47mm.卵期:最短9日.平均(半数孵化)10日.(写真 1:産卵後1日目の卵  2:産卵後5日目の卵 3:産卵後9日目の卵 4:前幼虫 5:1齢幼虫)