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ヤンマ科の卵5 このページの最終更新日は2009年7月4日です． ルリボシヤンマ，オオルリボシヤンマ，マダラヤンマ
採卵の方法：湿ったろ紙などにも産卵しますので，卵を多く得たい時には，♀を捕まえて，翅が自由に動かせる程度の容器に湿らせたろ紙，ティッシュペーパーなどを入れて，そこに♀を入れれば多数の卵が得られます．または，産卵しているのを確かめ，産卵植物を持ち帰ります．オオルリボシヤンマなどで卵寄生蜂を観察するときには，秋に産卵している場所を見ておき，しばらく後か，春（2月か3月）にその産卵していた朽木などを持ち帰り調べます． ヤンマ科は次の5ページにわけてあります． （ヤンマ科の卵は大きいので，拡大率は サナエトンボ科やトンボ科の1/2倍（長さで半分）にしてあります．） 1：産卵後間もない卵，2：胚反転ころの卵，3：孵化直前の卵（または完成卵），4：前幼虫，5：1齢幼虫
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| ルリボシヤンマ Aeshna juncea (Linnaeus) 卵の大きさ：産卵直後1.73mm×0.38mm．孵化直前1.82mm×0.45mm．卵期：最短181日．平均（半数孵化）207日．（写真 1：産卵後5日目の卵 2：産卵後150日目の卵 3：産卵後159日目の卵 4:前幼虫 5：1齢幼虫） 小さな池や湿地の水溜りに生育する水面付近の植物に産卵します． | ||||||
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| オオルリボシヤンマ Aeshna nigroflava Martin 卵の大きさ：産卵直後1.81mm×0.36mm．孵化直前2.05mm×0.47mm．卵期：最短187日．平均（半数孵化）214日．（写真 1：産卵後1日目の卵 2：産卵後200日目の卵 3：産卵後226日目の卵 4:前幼虫 5：1齢幼虫） 池に生育するヒルムシロなどの植物や，その他の水草，池の周囲の湿った朽木などに産卵します． | ||||||
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| マダラヤンマ Aeshna mixta soneharai Asahina 卵の大きさ：産卵直後1.78mm×0.38mm．孵化直前1.96mm×0.44mm．卵期：最短165日．平均（半数孵化）205日．（写真 1：産卵後4日目の卵 2：産卵後143日目の卵 3：産卵後160日目の卵 4:前幼虫 5：1齢幼虫） | ||||||
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